記事掲載日:2013年5月6日 第2回 SeeDになりたい

FF8
 では攻略開始。アーカイブス版のFF8をPS3でプレイします。
 その前に一つお断りを…。実は全モンスター能力値計算機のモンスターのサムネイル画像の収集を同時進行で進めています。そのために魔法ライブラが必要になるので制限を破って、ドローを使いバイトバグからライブラをいくつか手に入れます。もちろんこの魔法は攻略で使うことはありませんし、ジャンクションにも使用しません。画像収集のために使った場合もしっかりリセットします。とはいえ制限を破っていることに変わりはないので、ここで予め皆さんに謝っておきます。ごめんなさい。

イフリートが倒せない

 見慣れたオープニングを終えて名前入力を迫られる。う~んFF7の時はネタが浮かんだけど今回は何も浮かばないな。デフォルトでいいや。ということで今回の主人公は「スコール」です。しかし誠に残念なことに彼はなので戦闘中は(物理的に)寝ていてもらうことになります。南無南無…。ていうかOP直後に既に保健室で寝てるし。なんだスコール君結構乗り気じゃないですか~。これからも気兼ねなく寝かせることができそうだね。
 戦闘で活躍するのはもっぱらキスティス先生です。他にも二人いますが登場はまだ先。今はとりあえず先生とスコールがバトルメンバーです。では早速スコールの課題をこなすために炎の洞窟にG.F.を取りに行きます。もちろん事前に初期G.F.のケツァクウァトルとシヴァを忘れずに入手しておきます。
 キスティス「あなたがリードすること。」
 スコール「(既に戦闘不能)」
 本人が戦闘不能状態で課題失敗にならないのなら誰がこの課題失敗するんだよ!
 キスティス「やっぱり、あなたとサイファーは別格よね。」
 その評価はおかしい。そのうち教師失格って言われますよ先生。

 さてイフリート戦です。HPは1000程で精神が高いので魔法での撃破は本来面倒な相手ですが本プレイでは攻撃手段を選ぶなんてことは出来ません。幸い氷属性が弱点なのでブリザドなどの魔法で攻めれば少しはやりやすいかな。ん……?
ブリザドなどの魔法で
魔法で
ま ほ う で
menu
 魔法なんて持ってねぇよ!魔法精製アビリティはまだ覚えてないしドローも禁止です。つまり所持魔法を増やすのは不可能。はい、詰んだ。今まで応援ありがとうございましたー。

 なんてのは冗談ですが攻撃手段がないのは事実であり、対策がないのもまた事実です。どうしようもないので今回はG.F.禁止の禁を破って進めることにします。ほ、ほらミシアさんだって魔女だけどG.F.使ってたし…。縛りのコンセプトからは外れてないでしょ?ないでしょ?
 少々強引ですが何とか攻撃手段を確保しました。これで後は戦うだけですが問題はまだあります。回復ができないのでイフリートを倒す前に逆に倒されてしまうのではないかという問題です。キスティスのHPは500程度ですがイフリートのファイアは1発で約50ダメージもあり、途中からは更に威力の高いパンチ攻撃(約150)も使ってくるようになります。G.F.の耐久力を当てにするとしても、G.F.のHPは300とかゴミのような数値です。パンチ2発でほぼ確殺というのは余りにも頼りない。G.F.召喚までの待機時間中に2連続で攻撃されることもあるので、最悪一度も攻撃できずに昇天する可能性すらあるのです。あれ、G.F.ってこんなに頼りなかったっけ?
 攻撃面での性能はどうでしょうか。実際に攻撃させてみると、弱点を突けるシヴァでさえ1発のダメージは160程度でした。てことはケツァクウァトルのダメージは……80?役に立つんかいなこれ。平均するとG.F.を1回召喚して120ダメージ与えられることになるので、8~9回召喚すれば勝てる計算になりますが、そんなに召喚できるかなぁ。
 キスティスが死んだらゲームオーバーですが、G.F.が全滅しても攻撃手段がなくなるので実質ゲームオーバーです。よって勝つためにはキスティスとG.F.のHPがバランスよく減ってもらう必要があります。敵の攻撃パターンが分かればそのような調整も可能ですが、ちょっとパターンが分からなかったので調整を諦め、に頼ることにしました。序盤のダンジョンということもあってリトライも簡単だし、運頼みでも十分突破できるんじゃないかな。

 ではいよいよ戦闘開始です。
 といっても語ることもないし結果だけ簡潔に書きますか。勝ちました。4回目くらいで。1回目にも偶然勝ててしまったのですが、G.F.に覚えさせるアビリティを設定し忘れて全く関係ないアビリティにAPが貯まっていたので、その時はリセットしてやり直しました。こういうミスはやらかすタイミングによっては心が折れることもあり得るから減らしたいな。
 戦闘が終わった後はガーデンまで戻り、SeeD試験に備えて色々と物を揃えます。具体的に何をするかって?カードで遊ぶんだよ!他の縛りプレイや制限プレイと同様に、カードは重要な戦力となります。本プレイでは枚数限定カードを変化させることは実質禁止されていますが、その他の雑魚カードの変化は禁止されていません。これを利用しない手はないというわけです。というかこれがないとモンスターのドロップアイテムからしか魔法を作れなくなるので、カードで遊ぶのも立派な攻略の手段の一つです。集めたカードの内訳は、強力な魔法トルネドを精製できるアビスウォームや、経験値獲得回避に役立つ魔法ブレイクを精製できるコカトリスあたりが多めになっています。合計で50~100枚程度かな。カードの在庫と魔法の個数は直結するのでカードは多ければ多いほど良いです。カードの切れ目が命の切れ目ってね。

SeeD試験(Very Hard)

 ここで経験値請負人ことサイファーが一時的に加入します。サイファーは男なので本来使うことはできませんが、どうせ今パーティーに女性キャラはいません。ルール的にも都合のいいこの機会に必須アビリティを一通り覚えておきます。覚えるのは魔法精製系のアビリティとカード・カード変化です。さっさとこれらを覚えて魔法の量産体制を整えます。それまでは引き続きG.F.頼みの戦闘です。しかし、相当数の戦闘をこなすことになるのでG.F.のHPが途中で尽きる恐れがあります。そこで役に立つのがイフリート戦の戦利品であるGリターナーです。通常プレイどころか縛りプレイでも使い道がないといわれるこのアイテムですが、本プレイでは使い道がありますね。
 ―――数分後。G.F.のHPは歩くだけで回復することが判明。雑魚との戦闘でG.F.が戦闘不能になるなんてことは普通ありえないのでGリターナーの使い道がなくなりました。なんだよこれ本当に使い道ないな。

 2,3時間稼いで覚えるものを覚えたら先に進んで新しいメンバー、セルフィを仲間に加えます。同時にサイファーが永遠に離脱するのでその前のデータを一応残しておくといいです。
 ここからは試験を終えるまでに倒さなくてはいけない敵が4体もいます。ビッグス・ウエッジ・エルヴィオレとX-ATM092です。しかも最初の3体は連戦になります。ちなみにこのセルフィ、メインメンバーの中で最も初期HPが低いです。なんと約400。こんなHPで連戦って無理じゃね?イフリート戦では魔法精製を覚えていなかったためやむを得ずG.F.を使い、HPの問題が解消されていましたが、普通は回復・ジャンクションなしかつ魔法のみで戦ってHPが持つわけがないのです。今回の戦闘では魔法精製を得ているのでG.F.は使えません。よってどう考えてもHPが不足します。実際戦ってみた結果、ビッグス・ウエッジまではなんとか倒せましたが、エルヴィオレは無理でした。ストームブレスが痛すぎ。1発で150も持っていかれるのに、エルヴィオレはこれを3回に1回必ず使います。重ねて言いますがセルフィのHPは約400です。ビッグス・ウエッジ戦で100ダメージ程度は受けてしまうので残りは300と考えると、エルヴィオレ戦は6ターン以内に確実に死ぬということになります。ちなみにエルヴィオレのHPはイフリートの3倍弱あります。無理\(^o^)/
 ということでサイファーが抜ける前のデータからやり直して修行をしてきます。まぁプレイを始める前から奥の手をいくつか考えておいたので、詰むことはないでしょう。ここまで早く奥の手を使わされるとは思っていませんでしたが…。
 次回へ続く。